実は心のよりどころにもなる書道教室

こんにちは、品川で書道教室をしている桂泉です。
今回は、「実は書道教室が子供の心のよりどころになっている」🍀
ということについて、エピソードを交えてお話したいと思います。

子供たちをいつもみていると、「今の子供は本当に大変だな…」と思います。
一人にかける教育費も上がり塾にもたくさん通う。
IT 化されデジタルからは逃れられない。
いろいろと大変な事ばかりですよね😥

書道教室はそんな子供達が一瞬でもストレスから解放される場所になれるといいなと思っています。

これまで教える中で色んな子供たちに出会ってきました。
反抗期で家では口もきかないという子供(親から後で伺いました)、不登校の子供。
どの子供達も私の教室では素直で楽しそうに取り組んでいて本当にかわいいのです!!
私は少しでも子供にとって(もちろん大人にとっても)ほっとできる教室でありたいと思っています🍀

ここで、特に強烈に心に残るエピソードをご紹介させて下さい。

ナナちゃん(仮名) は小学2年生の女の子。
1年生の時にお母様が教室を探されてご入会されました。
入会面談でお母様が
「どのぐらいの期間で上手に書けるようになりますか?」
と尋ねられたので上達には年月がかかる旨お伝えしました。
お帰りの際に、お母様は力なくお元気がなさそうでした。

それから 1 年経ち、お婆ちゃまがナナちゃんを連れてこられるようになりました。
ある日お教室が始まる前にお婆ちゃまが
「先生!今日はこの子のお母さんのお通夜なんです!
でも、『どうしても書道教室に行く!』と聞かないので連れてきました。」
とおっしゃったのです。

私は一瞬言葉を失いました。いくら子供でも状況は理解するはずです。
おっとりしているけれど、しっかり者のナナちゃんですから。
私は「よく来たね!お母様が探してくれた教室なんだもん。しっかりお稽古したら、お母様も喜ぶね!」
と涙をこらえつつ、咄嗟に言いました。

ナナちゃんがその日、どうしてそう言う気持ちになったのかは分かりませんが、この教室が子供の心を受け止められる教室になっていたのだな、と思いました。

そして「どのぐらいの期間で上手に書けるようになりますか?」
とご質問の背景に、今思うと「自分が生きているうちに上達を見届けたい」
というお気持ちがあったのかもと想像できたりします。
指導者ならよく受ける質問ですが、保護者様にもそれぞれの想いや背景がある事を思い知らされたエピソードでもありました。

小さな教室で私に出来る事は大きくはないかもしれないですが、いつも当たり前に教室が存在し、先生が優しく受け止めてくれる
そういう場所が家庭以外にもう一つあったら子供達も心の居場所を得られると思うのです。

その為にも少人数一人一人と向き合えるようにあえて教室はサイズを大きくせずに行っています。


心のよりどころとなる第二の母のような気持で子供達をお迎えしています😊

もしあなたがそういう教室を求めているなら、書道教室「桂泉」はあなたの教室です!

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