こんにちは、品川で書道教室をしている桂泉です。
本日は『 一流 』に触れると心が一瞬で変わるというお話させていただこうと思います😊
私は子供時代そこまでやる気もなくダラダラと書道教室に通っていました💦
そんな私が「一生をかけてやりたい仕事」を持つ為に23歳で書道を本格的に学び始めることになり、今では小さいながら書道教室をしています。
(リンク「別に書道なんて好きじゃない」)
ただ23歳の時は
「おばあちゃんになっても手に職をもって生き生き自立していたい」
という単純な思いだけで、心振るわせるほど書道に感動を持っていたわけではありませんでした😅

書道の勉強の為に会社を突然退職。
師範を取得し大学へ編入学し書道理論、書道史、実技を学び卒業。
2人の子供の出産や子育てのまっただ中、睡眠時間は毎日2~3時間しかとれずに勉強の日々を過ごしました。
夫もあきれるほどの猪突猛進でした。
それは将来「仕事として」しっかり成り立たせる為の努力でした。
勉強すればするほど奥が深い書道。自分にダメ出しばかりして、
「こんなのでは大人に教える事なんてできない!」「まだまだ足りない!」
と鬼のようにハッパをかけておりました😣
そして30代半ばになり、自分が一番経験の浅い「仮名書道」を習う事にしたとき転機が訪れました。
先生のお名前は和田澄子先生。
ここから15年間、仮名三昧の日々が続きます。
私は先生のお書きになる美しくゆたかな線に一瞬で魅了されてしまったのです。
「こんな世界があるのか!」「美しい!!」「素敵!!」「楽しい!!」✨ と初めて心の底から思えたのです。

和田澄子先生は今関修竹先生を師匠とする仮名の書家です。
今関先生は大東文化大学や二松学舎大学、東京学芸大学で教鞭を執られ、今の天皇陛下が皇太子殿下であらせられた時のご進講役を生前つとめられていらっしゃいました。
私は先生のご指導のおかげで、日本における四大書道展の一つである読売書法展で公募最高賞の「特選」を2回受賞させていただきました。
書作の過程を体験し、先生の美意識を学ばせていただいたことはかけがえのない経験でした!
芸術書道の分野に踏み込めたことで、私はこれまでの教育書道や書写という領域以外を学ぶことが出来ました。
(現在は会派や先生から離れ指導に専念しております。)
読売書法展のキャッチコピーにもありますが「本格」の持つ「輝き」ってやっぱり大切です。
一つの団体で師範免許を取得する事もとても大変ですが、私はその領域を超えて書芸術の部分まで勉強してきたからこそ教えられることがあります。
どうせ習うなら、それが「あいうえお」だったとしても、深い経験をもつ先生から習ってみたいと思いませんか?
私の場合「好き!」からスタートした事でなかったにせよ、30歳半ばで出会った和田澄子先生のおかげで初めて書道を楽しいと思えたのです。
技術面のみならず精神的にも大きく変化しました。
やっぱり「一流」の影響力ってすごいですよね❗
今度は私が教える立場として良い影響を皆さんに与えることが出来るように、日々精進をしていきたいと思っております。
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